人のつながりは命綱。福島の子どもたちにおいしい野菜を贈りたい。寿朗の郷玉島農園



    無農薬・有機肥料で育てた元気いっぱいの野菜を福島の子どもに贈り続ける。


    寿朗の郷玉島農園は、無農薬・有機肥料で育てた野菜を、福島県内の2団体「小国からの咲顔(えがお)」(伊達市)/「TEAMママベク」(いわき市)と、子どものいる家庭の保護者数名に贈る活動を継続しています。


    倉敷・岡山在住のスタッフ4人が週1日(第1・第3日曜と第2・第4土曜)、倉敷市郊外に広がる約10アールの畑で作業し、野菜が収穫できると梱包して発送しています。


    現地災害ボランティアバスで野菜を届けたのがきっかけ。


    東日本大震災直後、倉敷市は被災地支援拠点を岩手県遠野市に設置。

    倉敷と周辺の有志たちが、自主的に貸切バスを運行して何度も遠野に出向き、災害ボランティア活動をしていたところ、2013年、岡山県内の避難者支援団体「よりはぐプロジェクト」から「福島に野菜を持って行ってほしい」という依頼を受けました。


    岡山県産野菜を集めてバスに積み込み、遠野からの帰りに、福島県で親子サロンなどを運営する団体に野菜を届けたボランティアたち。

    進行中の除染作業を目の当たりにし、子どもたちへの放射能の影響を心配する保護者の不安な気持ちを聞き、居ても立っても居られない思いに。

    帰りのバスで「畑をやりましょう」という声が挙がり、有志の山下寿朗さんが提供してくれた、浅口市鴨方町の17アールの田畑を「寿朗の郷」と名付け、すぐに耕作を開始しました。


    福島でご縁ができた皆さんが、デトックスや味噌づくり、玄米食などに取り組んでいることから、栽培方法は無農薬・有機肥料(牛糞・鶏糞・菜種油など)に限定。

    同年秋には、米と野菜を贈る活動が始まりました。


    さらに、保養の受け入れや母子避難者の引越し手伝い、物資支援、被災者交流などにも尽力しています。2015年末、現地に移転。現在、米は生産していません。


    倉敷市の水害支援への恩返し。人のつながりが命を救う。


    寿朗の郷の森田靖さんは


    「『小国からの咲顔』さんをはじめ、福島の皆さんから、西日本豪雨災害復興に多大な支援をいただき、言葉にならないほどの感謝を感じています。恩返しの思いを込めて、皆さんに喜んでいただけるような野菜を届けたいと思っています。一緒に頑張りましょう」


    と語ってくださいました。



    寿朗の郷メンバー / 倉敷市災害ボランティアコーディネーター 森田靖さん

    寿朗の郷玉島農園

    2011年震災直後から、岩手県遠野市に拠点を置く倉敷市と連携してボランティア活動をしていた災害ボランティアメンバーが中心となり、2013年より、福島県の被災者支援団体や子どもがいる家庭に、無農薬・有機肥料で育てた農作物を定期的に贈る活動を継続している。


    倉敷市玉島乙島5202

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